兵庫県

The Collection 星のような - のこすこと/のこされるもの

公式サイト

同館では、美術作品とともにスケッチ帳や日記帳、手書きの原稿や写真資料など、作家の関係資料も収蔵・保管している。中には、谷崎潤一郎が小説『蓼喰う虫』の挿絵を依頼した小出楢重宛ての書簡や、滞欧時に楢重が家族や親しい人へ宛てた手紙のほか、藤田嗣治や荻須高徳らが書き綴った大橋了介への葉書、大橋と写る佐伯祐三や山口長男らの写真、伊藤継郎が所属していた二科会や新美術家協会、新制作派協会などでの宴席や料理好きだった伊藤が小磯良平や竹中郁を招いた食事会での記念写真など、私的な部分に触れる資料も多く存在する。自画像のような凛とした佇まいではなく、家族として、また志をともにする仲間としてくつろぐ作家のもう一つの顔を見ることができるこれらの資料は、作家の家族や親せき、親しい人たちが、思い出とともに大切に保管していたものだった。その思いとともに残された資料が、視点を変えることでその時代の美術の歴史を紐解く重要な発見となる。あたかも、夜空に輝く星がつながり星座となるように、残された資料がその作家の形を浮かび上がらせてくれるのだ。
この度、小出楢重や大橋了介、伊藤継郎のほか、芦屋カメラクラブや具体美術協会の関係資料などを所蔵作品とともに紹介し、作家像やグループ像に迫る。

開催概要

  • 会期

    2018.12.082019.02.11
  • 会場

    芦屋市立美術博物館
    http://ashiya-museum.jp/
    芦屋市伊勢町12−25
  • 観覧料金

    一般500円(400円)、大高生300円(240円)、中学生以下無料

    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※高齢者(65歳以上)および身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方ならびにその介護の方は各当日料金の半額

    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    芦屋市立美術博物館
  • 休館日

    月曜日(12月24日、1月14日、2月11日は開館、12月25日、1月15日は休館)、年末年始(12月28日~1月4日)

  • 開館時間

    10:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
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