大阪府

西洋ちょこっとアンティーク ―1935年、小林一三の欧米旅行記から

1910年代、箕面有馬電気軌道(阪急宝塚線)を開業し、宝塚少女歌劇(宝塚歌劇)の公演を始めた小林一三。1920年代には宝塚ホテル・阪急百貨店を開き、洋風の生活スタイルを関西にも広めた。そして1930年代、東京宝塚劇場や各地の映画館を次々に開場し、最新の娯楽で人々を楽しませていた。
そんな「昭和モダン」の真っ只中、1935年、小林一三は初めて欧米へと外遊する。電車や歌劇など、大正時代、既に西洋の文化を自らの仕事の一部としていた一三であったが、実は自身では欧米の実状に触れた事が無かった。その1年間に及ぶアメリカからヨーロッパを巡る旅の途次、一三は各国の美術館・博物館を訪れ、また各地で様々な美術工芸品を買い入れている。陶磁やガラスの器、扇や手箱などの装飾品に至るまで、品目は多岐にわたる。ところがアール・デコなど同時代のモダンな製品よりも、むしろ歴史や伝統を感じさせるアンティークといえる品物に、一三は関心を持ったようだ。
本展では、日々の旅行記とともに、外遊記念として持ち帰った品々を展示し、当時、小林一三が抱いていた西洋文化に対する想いをたどる。
※会期中一部展示替えあり

開催概要

  • 会期

    2019.01.192019.03.31
  • 会場

  • 観覧料金

    一般700円、大高生500円、小中学生以下無料・シニア(65歳以上)500円

    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    公益財団法人阪急文化財団
  • 休館日

    月曜日(2月11日は開館)、2月12日、2月25日~3月1日は展示替えのため休館

  • 開館時間

    10:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
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