神奈川県

堀内正和展 おもしろ楽しい心と形

堀内正和(1911-2001)は、日本の抽象彫刻を代表する作家のひとりで、次世代の彫刻家たちに大きな影響を与えた。東京高等工芸学校在学中の1929年に18歳で第16回二科展に初入選。早くから抽象彫刻を志した堀内は、戦争中に一時制作を中断するが、戦後、活動を再開させると、サンパウロ・ビエンナーレやインド・トリエンナーレなどにおいて、海外にも広く紹介された。
堀内は、抽象彫刻の分野にあって触覚的な感覚を意識的に取り入れ、身体の一部や身の回りにある形をヒントに作品を制作。なかでも《ウィンクするMiMiちゃん》(1967年)や《指の股もまた股である》(1968年)といった、鑑賞者が覗き込むことで完成する「のぞき(NOZOKI)」の逆読みから命名された「IKOZON」彫刻では、独自のエロスやユーモアが存分に発揮されている。
本展では、具象から抽象へと変化を遂げた1950年代に着目しつつ、初期から晩年までを約40点の彫刻作品でたどる。さらに堀内の思考の過程で生み出された紙彫刻(ペーパー・スカルプチュア)を多数展示し、機知とユーモアあふれる作品を創り出した作家の思考を紐解く。

開催概要

  • 会期

    2018.12.082019.03.24
  • 会場

  • 観覧料金

    一般1200(1100)円、20歳未満・学生1050(950)円、65歳以上600円、高校生100円

    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料
    ※「堀内正和展 おもしろ楽しい心と形」をご覧の方は、同展の観覧券で同日に限りコレクション展「モダンなフォルム」も観覧可
    ※ファミリー・コミュニケーションの日(毎月第1日曜日:1月6日、2月3日、3月3日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は割引料金(65歳以上の方を除く)で観覧可(同日は「会話を楽しむ日」となりますので、小さなお子様連れの方も、遠慮なくご覧ください)

    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    神奈川県立近代美術館
  • 休館日

    月曜日(12月24日、1月14日、2月11日は開館)、12月29日~1月3日休館

  • 開館時間

    10:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
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