北海道

木をめぐる美術

木は、私たちが自然から受け取る重要な恵みのひとつ。とりわけ広大な森林を有する北海道においては、長い歴史をもつアイヌ民族の文化のなかではもちろん、明治以降に発展した工業のなかでも、木は多彩な用途に用いられてきた。入手や加工が容易なだけでなく、木目の美しさや芳香、材となってなお放たれる強い生命感といった特徴が工芸家や美術家たちの想像力を刺激し、今日に至るまで魅力ある木の造形が数多く生み出されて続けている。
木の造形をコレクションの柱としてきた道立旭川美術館では、北海道150年を記念して、「木」をテーマとした展示会を開催。本展では、同館のコレクションを中心に伝統工芸や家具、クラフトなどの木工芸から、現代美術までの幅広い木の造形を展示し、自然の恵みによって育まれたその技と表現を紹介する。なかでも旭川出身で、大木を用いたダイナミックな造形で全国的にも高く評価される砂澤ビッキ(1931ー89)については、札幌芸術の森美術館や音威子府村のエコミュージアムおさしまセンター(砂澤ビッキ記念館)などが所蔵する作品を展観するほか、昨年度同館が新たに購入した7点を初めて一般に公開する。
また本展では、1978年以降に砂澤が拠点とした音威子府村や、北海道おといねっぷ美術工芸高等学校についても取り上げ、その活動の様子や魅力を紹介する。

開催概要

  • 会期

    2018.11.142019.01.14
  • 会場

  • 観覧料金

    一般800(600)円、大・高生500(400)円、中学生 300(200)円

    ※( )内は10名以上の団体料金
    ※障害者手帳をお持ちの方等は無料
    ※リピーター割引。旭川リンクリンクミュージアムによる割引など、お得な割引料金もあり(詳細は美術館まで)

    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    北海道立旭川美術館、北海道新聞社
  • 休館日

    月曜日(12月24日、1月14日を除く)、12月25日、12月29日~1月3日

  • 開館時間

    09:30〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
  • お問い合わせ

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