鹿児島県

彫刻家の版画―ムーア、マリーニ、ジャコメッティ

イギリスのヘンリー・ムーア(1898~1986)、イタリアのマリノ・マリーニ(1901~1980)、フランスのアルベルト・ジャコメッティ(1901~1966、生まれはスイス)、ほぼ同世代の彼らは、いずれも20世紀を代表する彫刻家。
彼らは彫刻制作のかたわら、しばしば絵画表現にも取り組んでいる。しかし、3次元の立体と2次元の平面はまるで別世界であり、アプローチがまったく異なるものである。
一方で、彫刻と版画とでは、意外なことに共通点もある。それは、木や石、銅といった素材の特性を生かした表現という点や、複数制作によって限定番号(エディション)を入れるという点などだ。
彫刻家が絵画、なかでも版画作品を手掛けることに、どのような目的や意図があり、その結果、どのような発見や課題があるのだろうか。
この展覧会では、彫刻の巨匠たちの絵画制作の試みを、当館所蔵の版画作品から考察する。立体と平面のはざまを往還した、彼らの表現を楽しんでほしい。

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