大阪府

100周年記念 大阪の米騒動と方面委員の誕生

大正7年(1918)、米価の急騰により困窮した民衆が米屋などを襲撃する米騒動が全国で発生した。大阪では騒動後の同年10月に大阪府方面委員制度が創設され、担当区域内の住民生活を調査し、生活困窮者を救済するという仕事を無給で行う方面委員(現民生委員)が設置された。
本展は、米騒動発生と方面委員創設から100年にあたる記念すべき年に大阪で方面委員が創設された歴史的意義を明らかにするために開催するもの。そのため第一に、米騒動前から事業を始めていた様々な社会事業施設の活動について、方面委員制度との違いを意識しながら紹介する。第二に、大阪での米騒動の発生から収束までの過程を、発生時期や発生場所などに注目しながら明らかにする。第三に、創設期方面委員による活動の実態について公文書や方面委員の遺品などを紹介しながら明らかにする。
以上のような展示内容を通して本展では、方面委員制度が従来の社会事業と異なり、民間の委員による日常的な調査活動を通して生活困窮者の生活事情に柔軟に対応するよう設計された新しい福祉制度であったことを示す。また、当時の人々が米騒動に参加した事情に思いをはせ、彼らが大阪という都市社会で日々どのような暮らしをしていたのか、理解していただく機会となるだろう。

開催概要

  • 会期

    2018.10.032018.12.03
  • 会場

    大阪歴史博物館
    http://www.mus-his.city.osaka.jp/
    大阪市中央区大手前4-1-32
  • 観覧料金

    特別展のみ大人900円、高校生・大学生700円
    特別展+常設展大人1410円、高校生・大学生1030円

    ※中学生以下、大阪市内在住の65歳以上の方(要証明証提示)、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料

    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    大阪歴史博物館
  • 休館日

    火曜日

  • 開館時間

    09:30〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで ※金曜日は20:00まで
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