東京都
国立西洋美術館
ルーベンス展―バロックの誕生

17世紀ヨーロッパを代表する画家、ペーテル・パウル・ルーベンス。後に「王の画家にして画家の王」とも呼ばれたルーベンスを、イタリアとのかかわりに焦点を当てて紹介する展覧会。
フランドルのアントウェルペン(現在のベルギー)で育ったルーベンスは、幼い頃から古代文化に親しみ、その中心地のひとつであったイタリアに憧れを抱いていた。1600年から08年までイタリアに滞在し、そこに花開いた豊かな美術を吸収することで、自らの芸術を大きく発展させたといわれる。また、若い頃から有能だったルーベンスは、イタリアの若い画家たちにも大きな影響を与えたと考えられている。
本展は、ルーベンスの作品を、古代彫刻や彼に先行する16世紀のイタリアの芸術家の作品、そして同時代以降のイタリア・バロックの芸術家たちの作品とともに展示。ルーベンスがイタリアから何を学んだのかを見せるとともに、彼とイタリア・バロック美術との関係に焦点をあてる。これまで日本では何度かルーベンス展が開催されてきたが、この画家とイタリアとの双方向の影響関係に焦点を当てた展覧会は、初の試みとなる。
開催概要
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会期
2018.10.16〜2019.01.20 -
会場
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観覧料金
前売一般1400円、大学生1000円、高校生600円
当日一般1600円、大学生1200円、高校生800円※中学生以下無料
※心身に障害のある方とその付添者1名は無料(入館の際に障害者手帳を提示)
※団体は20名以上詳細は公式サイトへ
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主催
国立西洋美術館、TBS、朝日新聞社 -
休館日
月曜日(12/24、1/14は開館)、12/28~1/1、1/15
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開館時間
09:30〜17:30 ※入館は閉館の30分前まで ※金曜・土曜は20:00まで(11月7日は17:30まで) -
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