福岡県

没後80年 青柳喜兵衛とその時代

青柳喜兵衛(1904-38)は博多に生まれ、大正末期から昭和初期にかけて活躍した洋画家。帝展をはじめ槐樹社、旺玄社で作品を発表し、その画風は牧野虎雄、吉村芳松ら官展系作家の影響が見られる一方、玉葱や蓮根などの野菜や郷土玩具などをモチーフにした作品には、軽妙酒脱ともいうべき青柳の個性が早くから表れている。第1回新文展で無鑑査となるなど、若くして高い評価を受けたが、1938年、34歳で早世した。洋画のほか、夢野久作の新聞小説『犬神博士』挿絵をはじめ、火野葦平、劉寒吉、原田種夫ら九州の文士たちとの交流から生まれた多くの装丁・挿絵は、青柳の画業の大きな一角を占めている。代表作《天翔ける神々》(1937年、北九州市立美術館蔵)をはじめ、挿絵なども含む、青柳の多彩な画業の全容が明らかとなるのは本展が初となる。青柳と、彼と交流した作家たちの作品をあわせた約200点から、戦前の九州で芸術、文学を横断して花開いた文化の一端を紹介する。

開催概要

  • 会期

    2018.09.152018.11.11
  • 会場

    北九州市立美術館本館
    http://www.kmma.jp/honkan/
    北九州市戸畑区西鞘ケ谷町21-1
  • 観覧料金

    一般1100円(900円)、高大生600円(400円)、小中生400円(300円)

    ※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金
    ※障害者手帳を提示の方は無料、年長者施設利用証(北九州市交付のもの)を提示の方は2割減免

    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    青柳喜兵衛展実行委員会(北九州市立美術館、読売新聞西部本社、FBS福岡放送、TVQ九州放送)
  • 休館日

    月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌火曜日が休館)

  • 開館時間

    09:30〜17:30 ※入館は閉館の30分前まで
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