広島県

第22回平和美術展 絵本原画展-未来につなぐ平和

はつかいち美術ギャラリーでは開館以来毎年8月を中心に、美術作品を通して平和について考える「平和美術展」を開催してきた。第22回目となる今回は、原爆や戦争に関する絵本や紙芝居の原画展示を通して、大人も子どもも一緒になって平和について考える機会になることを願って企画。紹介するそれぞれの作品は、5歳で被爆した広島市在住の洋画家故 入野忠芳氏による絵本「もえたじゃがいも」、廿日市市在住の洋画家山本美次氏(氏恩師夫人との共同創作)による絵本「金魚がきえた」、原爆の事実に心を痛め、住宅建設のために米国からかけつけたフロイド・シュモー氏を題材にした紙芝居「シュモーさんとヒロシマの家」(絵:廿日市市在住の版画家山先方江氏)、小学校の平和学習でいわたくんのおばあちゃんの被爆体験を聞いた「ぼく」の平和への想いをきっかけに作られた「いわたくんちのおばあちゃん」(絵:イラストレータのはまのゆか氏)、そして 沖縄県の小学1年生安里有生君(当時)の詩に、絵本作家長谷川義史氏が絵を描いた「へいわってすてきだね」の5作品の原画約100点。
作品はそれぞれ異なる視点で描かれているが、共通しているのは「平和」を願う気持ち。これからを担う子どもたちが、夢や希望を持ち続け、好きな事を見つけて楽しんで生きていくために、ひとりひとりの心の中にある優しさを未来に向かって健やかに育てて欲しいと願っている。
本展を通して、「生命の尊厳」「平和の大切さ」そして「過去からの延長線上である今を生き、未来へつなぐ」ことについて、身近な人と共にあらためて考える機会になればと願っている。

開催概要

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