栃木県

ウェザーリポート 風景からアースワーク、そしてネオ・コスモグラフィアへ

風景概念の成立以前、コスモグラフィア(地球画/宇宙画)と呼ばれる図像が存在したことは美術においては重視されてこなかった。それは天文学や地理学と美術が交差する機会が少なかったからである。しかし天体望遠鏡や宇宙探査機などの目覚ましい発達によって、かつて風景画が提起した水平的眼差しとは異なる垂直的眼差しが美術に視覚革命ともいうべき事態をもたらした。
本展は大気の上層にある天上の光源、地表、そして不可視の光源であるマグマを結ぶ垂直軸と月下的な水平軸との交差における眼差しのダイナミズムから、美術における新たな世界画としてのネオ・コスモグラフィアの可能性を映像、写真、絵画、彫刻などによって探る試みである。

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