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版画キングダム―古今東西の巨匠が勢ぞろい!

公式サイト

旅に出かけるわくわく感や、新しいものに出会って恋に落ちるときのドキドキ。どうしようもない不安や苦悩、そして家に帰ったときのほっとした気持ち。日常や非日常で出会う感覚、感情は地域や時代を越えて「版」に刻まれ、表現されてきた。
「版画」と聞くと、「本物が手に入らないときのコピー?」はたまた、「技法がなんだか分かりにくい!」というイメージが先行し、純粋に作品を楽しむことが難しいという人もいるかもしれない。しかし、同じ作品を沢山作ることができるという実用的な機能と、状況や環境に応じて発達した多彩な技法は、古くから人びとに寄り添った作品を生み出すことを可能にしてきた。作品の表現内容に目を向けてみると、実は日本の木版画にも西洋の銅版画にも共通する心の造形を見出すことができるのだ。
本展は、あらゆるものが「版」で表現された「版画の王国」をめぐりながら、古今東西の版画作品に刻まれた心の物語を辿る冒険。「恋」、「謎」、「苦悩」、「救い」といったテーマは、時を経てどのように表現されてきたのだろうか。
キングダムを飾るのは、1000年以上前に作られた世界最古の印刷物とされる「百万塔陀羅尼」から、ピカソや北斎など日本美術や西洋美術の巨匠の作品、さらには大学生の優秀作品まで。なかには「これって版画なの?」と思うような作品も。「版」が紡いできた歴史や、実用性を超えた表現手法の魅力にも思いを馳せながら、お気に入りの一点を見つける旅に出かけよう。
なお、鑑賞の手助けになるよう子どもも楽しめる鑑賞ガイドを配布し、版画の技法についても分かりやすく展示する。
※出品総数約180点。前後期で一部展示替えあり

開催概要

  • 会期

    2018.06.302018.09.02
  • 会場

  • 観覧料金

    一般800円、高校・大学生400円、65歳以上400円

    ※小・中学生以下は無料
    ※6月30日(展覧会初日)は入場無料
    ※( )内は20名以上の団体料金
    ※身体障がい者手帳、愛の手帳(療育手帳)または精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は半額

    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    町田市立国際版画美術館
  • 休館日

    月曜休館(7月16日(月)は開館)、7月17日(火)

  • 開館時間

    10:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで ※土日祝は17:30まで
  • お問い合わせ

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