東京都

ますむらひろしの北斎展 ATAGOAL × HOKUSAI

公式サイト

すみだ北斎美術館では、ますむらひろしの漫画「アタゴオル」シリーズのキャラクターと葛飾北斎の浮世絵が合体した異色のイラスト作品「アタゴオル×北斎」の展覧会を開催する。
ますむらひろしは宮沢賢治の童話作品の漫画化やアニメーション『銀河鉄道の夜』(杉井ギサブロー監督)の漫画原作者としてその名を知られているが、漫画「アタゴオル」シリーズは氏が作家活動の中で最も長く付き合い培ってきた空想の世界。
この「アタゴオル」の世界と、北斎の浮世絵が合体した「アタゴオル×北斎」作品の面白さはなんと言っても猫のヒデヨシをはじめとする「アタゴオル」の住人たちが北斎の描く日本の美しい風景に違和感なく溶け込んでいるところだろう。しかし、氏はこれらを単に人物をキャラクターに置き換えた北斎のパロディとして描いたわけではない。この作品の一つ一つには氏による文が付けられ、そこには北斎の浮世絵を模写し「アタゴオル」の要素を加える際の考えや姿勢、そのプロセス、そして、北斎の画業についての自身の見解等が北斎への尊敬と畏敬の念を持って語られている。「アタゴオル×北斎」はいわば氏の解釈による絵と文が一体となった北斎の研究作品でもあるのだ。
本展の最大の見どころは、「アタゴオル×北斎」と、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」シリーズをはじめとした浮世絵(オリジナルと復刻版画やパネル)を比較しながら、北斎との違いや氏の解釈を体感できること。また、同館のために描き下ろした新作「漁師図」を含む約140点を前後期一部展示替えをしながら展示。その他、「アタゴオル」シリーズの漫画原稿やイラスト作品など貴重な資料も紹介する。
※今回「アタゴオル×北斎」の比較展示として、当館貯蔵の江戸時代の北斎の浮世絵、前後期あわせて24点(版画9点、版本15点)と、それ以外は、公益財団法人アダチ伝統木版画技術保存財団に協力いただき、アダチ版画研究所制作の複製版画を展示している。

開催概要

  • 会期

    2018.06.262018.08.26
  • 会場

  • 観覧料金

    一般1000円、高校生・大学生700円、65歳以上700円、中学生300円、障がい者300円

    ※団体は有料のお客様20名以上
    ※小学生以下は無料
    ※中学生・高校生・大学生(高専、専門学校、専修学校生含む)は生徒手帳または学生証提示
    ※65歳以上の方は年齢を証明できるものを提示
    ※身体障がい者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳、被爆者健康手帳などをお持ちの方及びその付添の方1名まで障がい者料金(入館の際は、身体障がい者手帳などの提示)

    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    墨田区、すみだ北斎美術館
  • 休館日

    月曜日(祝日の場合は翌平日)

  • 開館時間

    09:30〜17:30 ※入館は閉館の30分前まで
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