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日本・フィンランド外交関係樹立100周年記念 フィンランド陶芸―芸術家たちのユートピア(東京展)

公式サイト

これまで日本では、おもにフィンランドのプロダクト・デザインが紹介され、作家による芸術作品については十分とは言えなかった。本展は、フィンランド陶芸の体系的な展示を日本で初めて試み、その黎明期から、最盛期ともいえる1950年代・60年代までを名作と共に辿る。
19世紀末に流入したアーツ・アンド・クラフツ運動の影響を大きく受けたフィンランドの美術・工芸は、1900年のパリ万国博覧会で高く評価され、世界的な注目を集めた。この成功は、当時ロシアからの独立を目指していた民衆に誇りと自信を抱かせ、建国の原動力ともなった。また、フィンランド陶芸の萌芽もここにある。そして、1930年代後半から始まるフィンランド陶芸の躍進の下地となったのは、美術工芸中央学校における陶芸家育成と国を代表するアラビア製陶所美術部門の活動だった。この美術部門では、作家たちによる自由な創作が許されており、ユートピアともいえる環境から数々の傑作が生み出されていくこととなる。国を挙げて芸術、文化の振興に取り組んだ結果、フィンランド陶芸は20世紀中期には世界的な潮流を生み出すまでに成長。その既成概念にとらわれない豊かな表現は、人々を魅了し、日本の工芸界にも大きな影響を与えた。
本展は、フィンランド陶磁器やガラス作品の世界的コレクターであるキュオスティ・カッコネン氏のコレクションを中心に、「フィンランド陶芸の萌芽」「近隣諸国の影響を受けて」「フィンランド陶芸の確立」「フィンランド陶芸の展開」「プロダクト・デザイン」の5章によって構成・紹介する。

開催概要

  • 会期

    2018.07.142018.09.06
  • 会場

    目黒区美術館
    http://mmat.jp/
    目黒区目黒2-4-36 目黒区民センター内
  • 観覧料金

    一般=800円、大高生・65歳以上=600円

    ※小中生無料
    ※障がいのある方は半額・その付添者1名は無料
    ※(  )内は20名以上の団体料金
    ※目黒区内在住、在勤、在学の方は、受付で証明書類をご提示頂くと団体料金(他の割引との併用はできません)

    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    公益財団法人目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館
  • 休館日

    月曜日(7月16日(月・祝)は開館)、7月17日(火)

  • 開館時間

    10:00〜18:00 ※入館は閉館の30分前まで
  • お問い合わせ

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