高知県

開館25周年記念 横浜美術館コレクション 王様の美術館 フランス近代美術とシュルレアリスムの精華

横浜美術館は、1989年の開館以来、わが国を代表する美術館のひとつとして活動してきた。国際的な港町、横浜にふさわしい美術館として、1859年の開港以降の近・現代美術を中心に幅広く収集・展示してきたことでも知られている。
その中でも、フランス近代美術はとりわけ充実したものになっている。そして、その中核を占めるのがシュルレアリスム(超現実主義)のコレクション。1920年代に始まった夢想的・幻影的なこの美術運動は世界的な拡がりを見せ、20世紀最大の潮流となった。この時期に渡仏していた川口軌外や福沢一郎らによって日本にも紹介され、同時代の画家たちに多大な影響力を与えている。今回はダリ、マグリット、デルヴォー、エルンストら、シュルレアリスムを代表する巨匠たちの名品が一堂に会する。
また写真のコレクションは、横浜が日本における写真発祥の地のひとつであることから、ナダール、ラルティーグ、ケルテスら、近代写真史を彩る巨匠たちの代表作が収蔵されている。パリの見慣れた街角が、名だたる写真家たちの手によって謎めいた風景に変貌する。今回は写真のシュルレアリスムも存分に紹介。
展覧会名の「王様の美術館」は、出品されるマグリットの謎めいた絵画作品の題名でもあり。マグリットの《王様の美術館》は、観る者を別世界へと誘う神秘的な作品だが、これに与えられた題名は、まさに「謎」。しかし、この不思議なタイトルとイメージの組み合わせが醸し出す深みと彩りは、今回の展覧会を象徴している。

開催概要

  • 会期

    2018.06.232018.09.24
  • 会場

  • 観覧料金

    一般=1,100円(880円)、大学生=800円(640円)、高校生以下無料

    ※(  )内は20名以上の団体割引料金
    ※年間観覧券所持者(2,580円)は無料、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知県及び高知市の長寿手帳所持者は無料

    詳細は公式サイトへ

  • 主催

    高知県立美術館、横浜美術館、読売新聞社、KUTVテレビ高知
  • 休館日

    無休

  • 開館時間

    09:00〜17:00 ※入場は閉館の30分前まで ※6月23日は10:00開場
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