茨城県

開館30 周年記念企画展「美術館へのおくりもの―寄贈によるコレクション成長のあゆみ」

2018年、同館は開館30周年を迎える。美術館にとって重要な財産といえるもの、それはコレクション(収蔵品)。同館の前身である茨城県立美術館が開館した1947年からおよそ70年にわたる作品収集のあゆみの中で、大きな位置を占めるのが「寄贈」である。当館は、様々な人々からの貴重な「おくりもの」によって支えられてきた。美術館に作品を寄贈する―そこには単なる「もの」の授受にとどまらず、作家や遺族、個人コレクター、画廊や地元企業との多様なつながりの物語があった。様々な「おくりもの」は、どのように当館コレクションの特色を育ててきたのだろうか。美術館の作品収集には、作品を集めて展示する、そして展示することで作品が集まってくる、という不思議なサイクルがあり、作品収集と展覧会活動は密接な関わりを持つ。「おくりもの」は、同館がどのような展覧会を開催してきたか、作品に携わる人々とどのような関係を築いてきたかということの反映でもあるのだ。本展は、作品寄贈にまつわる様々な背景を掘り起こしつつ、過去の展覧会の記憶も併せて展示する試み。また、近年寄贈を受けた新発見の中村彝〈伊原元治氏像〉の初公開の機会ともなる。同館に携わったすべての人々へ感謝と「これからもよろしくお願いします」の気持ちを込めて、寄贈によるコレクション成長のあゆみを振り返る。

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