福島県

追悼特別展 高倉健(福島展)

九州の炭鉱の町で生まれ育ち、明治大学卒業後、スカウトされ東映に入社した高倉健は、1956年にデビューしてから、2014年に世を去るまでに、205本の映画に出演した。
初期には喜劇、文芸作品、美空ひばりと共演した青春ものなど幅広い題材で、年間10本程度の映画に出演。1960年代半ば以降には、『昭和残俠伝』シリーズなどの任俠映画で東映の看板スターとして注目を集め、映画館の観客を熱狂させた。
フリーになった1970年代後半以降には、それまでのイメージを変える役柄で活躍し、1978年に『八甲田山』と『幸福の黄色いハンカチ』で第1回日本アカデミー賞・最優秀主演男優賞を受賞するなど、数多くの賞を受賞する。器用な演技を目指すのではなく、「映画はドキュメンタリーである」と考え、役柄になりきる高倉健には独特の存在感があり、俳優としてすぐれた表現者であった。晩年には日本を代表する映画スターとして多くの崇敬を集め、2013年には文化勲章を受章。
本展では、出演作205本すべてから抜粋した、高倉健出演場面の映像の紹介を中心に、高倉健が所蔵していた脚本やスチール写真、ポスターやプレスシートといった宣伝物など、貴重な資料類を一堂に展示し、映画俳優・高倉健の足跡をたどり、その魅力に迫る。
なお、映像は映画1本あたり15秒から2分の抜粋で、時代ごとに分け、約30台のモニターやプロジェクターで紹介。全部の映像を見るには約2時間かかるが、高倉健の初期から晩年にいたる顔つきや演技などの変遷が動画で辿れる、またとない機会となっている。

開催概要

  • 会期

    2018.06.092018.07.16
  • 会場

  • 観覧料金

    一般1000円
    高・高専・大生500円
    小・中生300円

    ※いわき市内在住の65歳以上の方、身体障害者手帳などをお持ちの方は無料(なお、身体障害者手帳第1種、療育手帳A、精神障害者保健福祉手帳1級の方を介助される方は、1人に限り無料)
    ※いわき市内の小・中・高・専修(高等課程)・高専生は、土曜日と日曜日のみ無料

    詳細は公式サイトまで

  • 主催

    いわき市立美術館、毎日新聞社、福島民報社
  • 休館日

    月曜日(ただし、7月16日は開館)

  • 開館時間

    09:30〜17:00 ※7月6日と13日の金曜日は、夜8時まで開館 ※入館は閉館の30分前まで
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