熊本県

渚・瞼・カーテン チェルフィッチュの〈映像演劇〉

演劇作家である岡田利規(チェルフィッチュ主宰)が境界のありようをテーマにつくる6本の〈映像演劇〉によって構成される演劇公演/展覧会。〈映像演劇〉とは、岡田が舞台映像デザイナーの山田晋平とともに取り組み始めた新しい形式の演劇であり、投影された映像が人の感覚に引き起こす作用によって展示空間を上演空間へと変容させる試み。映像はフィクションであり、実在してはいないが、同時に、役者によって演じられる人物たちは、映像として実在しているのだとも言える。観る者の想像力と結びついてそれらにリアリティが付与されたとき、展示空間に〈映像演劇〉という上演が発生するのだ。
この演劇公演/展覧会のタイトル「渚・瞼・カーテン」は境界の、線や壁といった頑ななものとは異なる柔らかくて曖昧なありようについて想像するための、ヒントになるかもしれない3つの単語を並べたもの。それ自体が「映像」と「演劇」という二つの異なる形式の双方にまたがりつつ新しい質をもった経験を生みだそうとする試みである〈映像演劇〉の観客は、展覧会会場という現実の場所と〈映像演劇〉によって生み出されるフィクションという二つの領域を同時に経験することになる。

開催概要

  • 会期

    2018.04.282018.06.17
  • 会場

    熊本市現代美術館
    https://www.camk.jp/
    熊本市中央区上通町2-3 びぷれす熊日会館3F
  • 観覧料金

    一般=1,000円(800円)、シニア=800円(600円)、学生(高校生以上)=500円(400円)
    中学生以下無料

    ※( )内は前売/20名以上の団体/各種障害者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳等、付き添いの方1名も用)、電車・バス1日乗車券等、JAF会員証、緑のじゅうたんサポーター証を提示の方の料金

    詳細は公式サイトまで

  • 主催

    熊本市現代美術館[熊本市、公益財団法人熊本市美術文化振興財団]、RKK、熊本日日新聞社
  • 休館日

    火曜日(5月1日は開館)

  • 開館時間

    10:00〜20:00 ※入場は閉館の30分前まで
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