東京都

ヘレンド展 ― 皇妃エリザベートが愛したハンガリーの名窯 ―

色絵金彩「皇帝」文コーヒーセット 1860年頃 ブダペスト国立工芸美術館蔵
Coffee service with lacy openwork decoration, painted in the Empereur pattern around 1860 Museum of Applied Arts, Budapest

ヘレンドとは、ハンガリーの首都・ブダペストから南西に約110キロを隔てた静かな村にある磁器製作所です。1826年に創設され、ハプスブルク家の保護を受けて発展し、各国の王侯貴族に愛好されました。ハンガリーを代表する高級磁器窯として、今日に至るまで高い評価を得ています。「オーストリア 帝室・ハンガリー王室御用達」であったヘレンドは、19世紀後半、当時盛んに開催された万国博覧会へ積極的に出品します。万博での好評は、大英帝国のヴィクトリア女王からのディナーセットの発注や、フランスのナポレオン三世妃ウージェニーの買い上げなどにつながり、名声を高めていきます。 本展では開窯初期の希少な逸品から、バロックやロココといった伝統的な様式を踏襲した名品に加え、中国や日本の陶磁器に学んだ東洋風の作品群、 そして現代の製品までおよそ150件、約230点※が一堂に集まります。ヘレンド190年余の歴史と、優雅で華やかな磁器の魅力をご堪能ください。 【美術館HPより】

※ 一部の作品について、入れ替えを行います。前期展示は1月13日~2月13日、後期展示は2月15日~3月21日となります。詳細はお問合せください。

開催概要

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